物流業界の規模
2018年現在、運輸業界の営業収入は約39兆円産業となっており、そのうちの約25兆円を物流業界が占めています。また、労働就業者数についても、全産業就業者数の約4%を物流業界が占めています。
直近では下記のような変化が見られています。
直近の物流の変化について
1.小口多頻度化のうごき
昨今では1件あたりの貨物量が低下している一方で、物流件数は増加している傾向にあります。
この背景には、大手ネット通販サイトの販売量の増加が影響していると考えられています。
2.売上高物流コスト比率の低下
近年、売上高に対する物流コストの比率は徐々に低下しており、物流にかけられる費用が
年々絞られている傾向にあります。
3.トラックの積載効率の低下
営業用トラックの積載効率は直近で約40%まで低下しています。これはトラック1台の積載量に
対して、半分以下の量の荷物を載せて走行しているという状況です。