小型CAN-USB変換モジュール最新版販売開始
小型CAN-USB変換モジュール最新版販売開始
-当社公道走行データ収集・自動運転公道実証実験・宅配ロボットで活用-
株式会社式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口恒、以下ZMP)は、この度、小型CAN-USB変換モジュールの最新版を販売開始いたしました。
CAN USB-Z
コンフィギュレーションツール画面
CANボーレートは最大1Mbpsまで設定可能、同期信号入力や他機器への電源供給も可能、CAN通信設定とデータ確認が可能なコンフィギュレーションツールも付属しています。今回の最新版で、複数のUSBデバイスを用いる際のIDの固定が可能となり(*)、接続順番に依存しないアプリケーション開発が行いやすくなりました。 CAN-USB-Zは、2チャンネル対応の車載ネットワークCAN(Cntoroller Area Network)ポートを装備した小型インタフェースモジュールで、PC等と接続しCAN信号の送受信を手軽に行えるモジュールです。
また、オプションのViewerアプリケーションでは、CANデータから特定のIDを取り出し物理値などに変換するデータベース作成機能と、保存済みのログデータをテストベンチデータとして再生する機能が含まれます。
本製品は、当社公道走行データ収集サービスRoboTestにおいて、車載CANやCAN対応センサの情報収集に利用されております。また、自動運転技術開発プラットフォームRoboCar MiniVanに搭載され、ZMPおよび各地での公道実証実験で使用されております。また、現在実証実験を進めている、宅配ロボットCarriRo Deliveryでも各種センサ接続のインタフェースとして使用されております。自動車や車載機器、建機・農機など産業用機械の開発や実験におけるCANバスの計測、車両データとセンサなど異なるチャンネルのCANデータの同期取得、といった用途ですぐにご活用頂けます。
接続例
価格は、40,000円(税別)で
本日より販売を開始致します。
(*USB IDの固定は、Linuxのみ対応します。)
製品紹介CAN USB-Z
http://www.zmp.co.jp/products/canusbz
データベース作成アプリケーション画面
【特徴】
・2チャンネルのCANインタフェースを装備した小型CAN-USBインタフェース
・すべてのCANデータの取得が可能
・USBバスパワー駆動
・5V電源出力により他の機器に電源供給可能
・デジタル入力(1チャンネル)により同期信号が入力可能
・終端抵抗を内蔵(背面スイッチで設定)
・CAN通信の設定と簡易モニタリングツール付属(Windows)
・データベースで変換したデータを活用するAPIを用意
・(オプション)CANデータを抽出し物理値などに変換するデータベース作成ツール、ログデータ再生ツール(Windows)
【価格】
ZMP CAN USB-Z 40,000円(税別)
・CAN USB-Z本体 ×1
・アプリケーションCD-ROM ×1
(コンフィギュレーションツール、ドキュメント)
ZMP CAN USB-Z & Viewer 90,000円(税別)
・CAN USB-Z本体 ×1
・ViewerアプリケーションCD-ROM ×1
(データベース作成アプリケーション、Playerアプリケーション、コンフィギュレーションツール、マニュアル)
【主な仕様】
CANチャンネル数 | 2 (D-subコネクタ ×1) |
CANボーレート | 最大1[Mbps](125, 250, 500, 1000[kbps]切替) |
コントローラ | CAN2.0A, 2.0B (ID:11, 29[bit]) |
PCバスインタフェース | USB2.0(バスパワー給電) |
IOインタフェース | デジタル入力 ×1(シュミットトリガー、最大1[kHz]、最大30[V])アナログ入力 ×1(0-16[V]、12[bit]) |
タイムスタンプ | 10[μs] |
電源出力 | USBバスパワー(5V)/EXT(最大16V3A) |
サイズ・重量 | 約60×40×20[mm]、約50[g] |
アプリケーション | Windows 7/8 |
ドライバ | Windows 7/8、Linux |
動作環境 | -20~60[℃] ※結露なきこと |
*USB IDの固定は、Linuxのみ対応します。
プレスリリース記事
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