車両前後方のセンシングを強化 RoboCar® 1/10遠隔操作パッケージ販売開始

車両前後方のセンシングを強化
RoboCar® 1/10 遠隔操作パッケージ販売開始
-カメラとレーザセンサを前後に搭載。ドライビングコントローラによる遠隔操作の実験に-



株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下ZMP)は、本日、実車1/10スケールの自動運転技術開発プラットフォームRoboCar® 1/10の前方・後方にカメラとレーザレンジセンサを搭載し、ドライビングコントローラで無線により遠隔操作が可能な「RoboCar 1/10 遠隔操作パッケージ」の販売を開始いたします。
将来の完全無人の自動運転サービスの実現に向けて、自動運転車両の状態や運行状況の遠隔地からの監視や、非常時の遠隔操作などが検討されています。
RoboCar 1/10は自動車の1/10スケールの車両に、外界センサとして単眼カメラ、赤外線センサ、レーザレンジセンサを搭載し、加速度・ジャイロセンサ、エンコーダにより車両の挙動や走行距離の把握が可能です。また、各種センサ情報の取得、速度・操舵角制御、通信などのライブラリを用意。これらを用いてお客様が自由にアプリケーションを開発することが可能です。
遠隔操作パッケージは、RoboCar 1/10をベースに、専用PC、Wi-Fiルーター、ドライビングコントローラをセットにし、本体の前方及び後方にカメラとレーザレンジセンサを搭載することで車両の周辺の状況を確認が可能な製品です。
本製品は、無人運転を想定した遠隔操作による運転支援システムの研究や、通信遅延を考慮した遠隔運転システム、ロボットの遠隔操縦などの研究開発にご活用いただけます。
RoboCar 1/10 遠隔操作パッケージは一般向け価格138万円(税別)、アカデミック価格126万円(税別)で、本日より販売を開始いたします。
*表示内容については、アプリケーションの内容、取得画像の解像度、サンプリングレート、通信環境に依存します。



製品ホームページ RoboCar 1/10
http://www.zmp.co.jp/products/robocar-110


【主な用途】
・遠隔操作による運転支援システムの研究開発
・通信遅延を考慮した遠隔運転システムの研究開発
・インフラ側の情報を遠隔運転システムへ通知する仕組みの研究開発


【オプション】
・バッテリーセット(情報系):1.98万円(税別)
・大容量バッテリーセット(駆動系):2.42万円(税別)
・年間保守:8.58万円(税別)
・QAサポート:一般 4.2万円(税別)/アカデミック 3.4万円(税別)
・納入時講習:14.4万円


【価格(税別)】
RoboCar 1/10 遠隔操作パッケージ(2カメラタイプ) 一般 138万円/アカデミック 126万円
RoboCar 1/10 遠隔操作パッケージ(1カメラタイプ) 一般 133万円/アカデミック 121万円



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