ミニバンタイプ自動運転技術開発用車両RoboCarⓇ MiniVanと dSPACE社MicroAutoBoxⓇIIとの連携オプションを提供開始
ミニバンタイプ自動運転技術開発用車両RoboCar MiniVanと
dSPACE社MicroAutoBoxIIとの連携オプションを提供開始
-dSPACE社製 制御開発ツールMicroAutoBox II上での開発、シミュレーションの
ZMP製ミニバンタイプ自動運転開発プラットフォームを使った実車検証が可能に-
<5月24日開催の人とくるまのテクノロジー展 2017横浜に出展>
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下ZMP)はこの度、2015年から販売している自動運転技術開発用車両RoboCar MiniVanをdSPACE社製のMicroAutoBoxIIから制御可能にする RoboCar MiniVan MicroAutoBoxII連携オプションを提供開始致します。
自動運転技術開発用プラットフォーム「RoboCar MiniVan」は、市販トヨタエスティマハイブリッドをベース車両とし、車載ネットワークCAN(Control Area Network)を介して、ベース車両に搭載されているセンサ情報を取得でき、且つZMP独自のコントローラーによってドライブやステアリングの制御が可能な、研究開発向けの実験プラットフォーム車両です。
今回RoboCar MiniVanに接続されたdSPACE社のMicroAutoBoxIIは、高性能で豊富な自動車用入出力インターフェース、そして小型・堅牢な筐体を備えており、テスト対象の車両に搭載して制御ロジックの開発や信頼性を検証することができる制御開発用ツールです。インターフェースには主要な自動車バスシステム(※1)用インターフェースに対応し、自動車開発企業をはじめ幅広く利用されています。
※1)CAN(Control Area Network)、CAN FD (CAN with Flexible Data rate)、LIN(Local Interconnect Network)、K-Line/L-Line、FlexRay、Ethernetなど
今回提供を開始するRoboCar MiniVanとMicroAutoBoxIIの連携オプションにより、例えばMathWorks社のMatlabやSimulinkなどを利用してMicroAutoBoxII上で行っていた制御ロジックやドライビングモデルのシミュレーションを、実車を用いて確認する手段としてRoboCar MiniVanを利用頂けるようになります。また、MicroAutoBoxIIの多様なインターフェースを活用し、車両への制御と同時に複数のセンサーやアクチュエーターを操作した制御の開発シーンへ、実車での確認として活用いただけるようになります。
RoboCar MiniVan MicroAutoBoxII連携オプションは、RoboCar MiniVan購入時に添付されているサンプルプログラムとあわせて2017年6月末より提供されます。
また、その他RoboCar実車シリーズ(RoboCar MV2、RoboCar HV/PHV)との連携についてはお客様の要望に応じて個別対応となります。
※RoboCar MiniVan MicroAutoBoxII連携オプションにはMicroAutoBoxII本体及びソフトウェアは付属しておりません。導入に際しては、お問い合わせください。
dSPACE社HP :https://www.dspace.com/ja/jpn/home.cfm
【関連製品情報】
RoboCar MiniVan 1800 万円~
自動運転やADAS開発向け車両システムで、プログラムによる車両制御が可能なプラットフォーム
http://www.zmp.co.jp/products/robocar-minivan
【展示会情報】
自動車技術展 人とくるまのテクノロジー展 2017 横浜
会期:2017年5月24日(水)~26日(金) 会場:パシフィコ横浜・展示ホール
ブース番号:102
プレス対応: 5月24日(水)午前9時30分 ~ 9時50分 ZMPブースにて
展示会用ホームページ:http://www.zmp.co.jp/products/2017hitokuru
【プレスリリース記事】