【導入事例紹介】自動運転開発プラットフォームRoboCar® MiniVan アイサンテクノロジー様 公道での自動運転実証実験へ活用
【導入事例紹介】
自動運転開発プラットフォーム RoboCar® MiniVan
アイサンテクノロジー様 公道での自動運転実証実験へ活用
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下ZMP)が販売する自動運転開発プラットフォームRoboCar MiniVanが、株式会社アイサンテクノロジー様による公道での自動運転の実証実験用に導入され、各地での実験に活用されております。この度、弊社ウェブサイトにて事例紹介を公開いたしましたので、お知らせいたします。
【RoboCar MiniVan活用事例紹介】 株式会社アイサンテクノロジー様
http://www.zmp.co.jp/case/minivan_180226
アイサンテクノロジー様に導入されたRoboCarⓇ MiniVan
株式会社アイサンテクノロジー様では、2016年6月から2017年2月にかけて、愛知県より受託を受け自動運転に対する「社会受容性実証実験」を実施されました。これは愛知県内の15都市を地元企業や自治体関係者を乗せた有人での自動走行実証実験として実施され、総延長50km、総走行距離2800kmを車両や歩行者が通行する一般道での実験として成功されています。
自動運転実験車両として、ZMPの開発した自動運転開発プラットフォームRoboCarⓇ MiniVanが活用されており、センサーとしてVelodyne社製3D-LiDARやFLIR System社製単眼カメラを搭載し、アイサンテクノロジー様の作成した高精度3次元地図および自動運転のオープンソースソフトウェアである「Autoware」を用いて自動運転を実現しています。
RoboCar MiniVanⓇ Autowareパッケージ
アイサンテクノロジー様では、その後も「道の駅での自動運転サービス実験」や無人での「遠隔型自動運転システム実証実験」へRoboCarⓇ MiniVanを継続的に活用されています。
ZMPでは2015年より自動運転開発プロットフォームとしてミニバン型ハイブリッド車ベースのRoboCarⓇ MiniVanを提供しておりますが、Autowareを搭載した「RoboCarⓇ MiniVan Autowareパッケージ」も併せて提供しております。さらにRoboCar MiniVan公道走行パッケージ、RoboCar MiniVan 公道実験支援パッケージ、ZMP独自の自動運転コンピューティングプラットフォーム「IZACⓇ」なども提供しており、これまで多くの研究機関様や自動運転の研究開発を推進する企業様に導入いただき、自動運転の実証実験などのご支援をして参りました。
今後も、当社は自動運転開発プラットフォームの提供や実証実験の支援を通じて、自動運転技術の向上へ貢献して参ります。
ZMP RoboCar Minivanについて
http://www.zmp.co.jp/products/robocar-minivan
RoboCar MiniVanの特長
・ CAN情報取得が可能(速度、ステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトポジションなど)
・ オプションでステレオカメラやレーザレンジセンサ等の外界センサ、
大容量バッテリシステム、などを搭載
・ ステアリング、アクセル、ブレーキを制御可能
・ ZMP独自コントローラによりユーザプログラムを実行可能
・ 自動制御モードとマニュアルモードの切り替え可能
Autowareの基本機能
- 3次元自己位置推定
- 3次元地図生成
- ナビアプリ
- 経路生成
- 経路追従(0~60km/h)
- 交差点右左折/一旦停止
- 自動停止
- 自動駐車車両認識
- 歩行者認識
- レーン認識
- 標識認識
- 路上サイン認識
- 信号認識
- 移動体追跡
- レーンチェンジ
価格
RoboCar MiniVan 1,800万円(税別)
RoboCar Minivan Autowareパッケージ 2,380万円(税別)~
<構成>
・ZMP RoboCar Minivan ×1
・3次元LIDAR ×1
・カメラ(前方) ×1
・大容量バッテリシステム ×1
・制御用PC ×1
・Autoware 導入設定サービス
(テストコースでの走行テスト含む)
<オプション>
・技術サポートサービス
・高精度三次元地図の作成・
導入・走行テスト
※センサー構成によって価格は変更となります。
プレスリリース記事
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