物流支援ロボットCarriRoⓇ 中国市場に参入 第一回 中国国際輸入博覧会に出展
-中国の労働力不足、物流逼迫問題へロボット技術を適用-
物流支援ロボットCarriRoⓇ
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下「ZMP」)は、2018年11月5日(月)~10日(土)に中国商務部主催「第一回 中国国際輸入博覧会」において、物流支援ロボットCarriRo(キャリロ)を展示します。
物流支援ロボットCarriRoは、「工場/倉庫内での搬送作業をより楽しく快適に」をコンセプトにZMPのロボット技術や自動運転技術を応用して開発されました。2016年に販売を開始して以来、国内外の物流倉庫や工場、ホテルなどへの普及が進んでいます。電動ドライブモード、追従(カルガモモード)機能を活用することで作業員の搬送負荷を軽減しつつ生産性を向上させてきました。
ZMPは日本国内だけではなく、海外への事業展開にも積極的に取り組んでおり、今回の中国国際輸入博覧会をきっかけとして、本格的に中国市場へ進出します。現在、世界最大の製造大国と言われている中国の労働人口が減少し、急激な経済発展で物流が逼迫している中、産業用ロボットに対するニーズは高まっています。中国市場における生産と物流の効率を一段と向上させるために、物流支援ロボットCarriRoの活躍が期待されます。
中国現地での販売体制に関しては、ZMPと業務提携している豊田通商株式会社を通じて、商品説明、現場デモ、運用提案等の対応をいたします。
本展示会では、豊田通商株式会社のブースにてCarriRo自動追従モデルを出展します。
使用例:六輪台車(スリムカート)の牽引
【博覧会情報】
名称:中国国際輸入博覧会
開催日時:2018年11月5日(月)~11月10日(土)
会場:中国上海 国家エキシビジョン・コンベンションセンター
入場申込:https://www.ciie.org/ciie/f/visitor/pre-book?locale=en
https://www.ciie.org/ciie/f/visitor/pre-book?locale=zh_CN
【物流支援ロボットCarriRoⓇ(キャリロ)】
CarriRoはジョイスティックによる操作ができるドライブモードおよびビーコン(発信機)を自動追従するカルガモモードを有した台車型物流支援ロボットで、2016年8月より販売を開始している製品です。CarriRoの機能を活用することで、運搬の生産性を最大約3倍まで引き上げることが可能です。CarriRo単体では、最大150kgの荷物を、CarriRoにオプションの牽引治具を取り付けることで約300kgの荷物を8時間連続で運ぶことができ、倉庫や物流センター内のピッキング業務の効率化や、工場内の工程間搬送に利用することでベルトコンベアやAGV(無人搬送車)を代替することも可能です。また作業負荷が大きく軽減されることにより、これまで重労働と見られていた運搬作業を女性や高齢者でも行えるようになるため、働き手の拡充、雇用の促進にもお使い頂ける製品です。
【製品紹介URL】
https://www.zmp.co.jp/carriro/
【動画】
Youtube
https://youtu.be/ZvrE7N2pNVs
中国 Youku
http://i.youku.com/zeromomentpoint
【主な仕様】
・本体重量:55kg
・大きさ:幅600mm×奥行900mm×高さ200mm(ハンドル部900mm)
・最大積載荷重:150kg
・最大速度:6km/時間
・牽引力 250N(重量 300kg) ※ 路面状況や台車の状況による。
・充電時間:2時間半
・稼働時間:8時間(稼働状況によって異なる可能性があります)
【豊田通商株式会社】
https://www.toyota-tsusho.com/
本社:愛知県名古屋市 取締役社長 貸谷 伊知郎
豊田通商株式会社は1948年にトヨタグループの商社として設立されました。完成車輸出や自動車生産支援を軸に事業を拡大。7つの営業本部(金属、グローバル部品・ロジスティクス、自動車、機械・エネルギー・プラントプロジェクト、化学品・エレクトロニクス、食料・生活産業、アフリカ)を有し、未来における利便性の高い社会(Mobility事業)、持続可能な社会(Resources & Environment事業)、快適ですこやかな社会(Life & Community事業)の3つの事業領域において豊かな社会づくりに貢献すべく世界120カ国以上で、グループ社員約57,000名が事業に従事しています。
【プレスリリース記事】
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