宅配ロボットCarriRoⓇ Deliに 8つの宅配ボックスを搭載した新モデル登場!
-慶應義塾大学でのコンビニ自動宅配サービス実証実験にて導入。2019年1月運用-
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下ZMP)は、宅配ロボットCarriRoⓇ Deli(キャリロデリ)の8つのボックスを搭載した新モデルを発表いたしました。宅配ロボットCarriRoⓇ Deliは4色のカラーと3つのボックスタイプで多様な利用シーンや配送ニーズに対応していきます。
宅配ロボットCarriRoⓇ Deli 8BOXタイプ外観
宅配ロボットCarriRoⓇ Deli 8BOXタイプ サイドビュー
8ボックスタイプのボックスサイズは幅220 x奥行245 x高さ169 mmと、ペットボトル500mlが約10本収納可能なサイズで、コンビニ弁当、サンドイッチ、お菓子、スイーツなども運搬でき、コンパクトなボックスながら実用的な収納性を実現しております。
宅配ロボットCarriRoⓇ Deliの取り組みにおいては、慶應義塾大学SFC研究所、株式会社ローソンと共同で国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構が公募した、平成29年度「AIシステム共同開発支援事業」(以下、本事業)に対して行った「AIを活用した安全確実な宅配ロボットシステムの開発及び実証」に関する提案が採択され、2019年1月より慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス内において日本初となるコンビニ自動配達サービス実証実験を開始いたします。
本事業では、「700万人の買物難民や物流人材課題に対し、複雑な環境を自律走行し商品を消費者へ届ける」ことをミッションとして誕生した宅配ロボットCarriRoⓇ Deliを活用し、大学キャンパス内で実運用の検証を実施します。注文から受取りに至る一連の動作もスマート化を図り、ラストワンマイルの無人化に挑戦します。
ZMPは、AI技術・自律移動技術を活用し、国内外問わず多様な業界、シーンにおける物流の効率化・自動化を促進し、安全で、楽しく便利なライフスタイルを創造してまいります。
【宅配ロボットCarriRoⓇ Deli特設ページ】https://www.zmp.co.jp/products/carriro-delivery
【宅配ロボット「CarriRoⓇ Deli」について】
ZMPは、自動車の自動運転技術開発で培った自律移動技術を応用して物流のラストワンマイルの課題解消や、日々の買い物を手助けすることを目指し、「歩道を自動で移動する宅配ロボットCarriRoⓇ Deli(キャリロデリ)」を開発し、実証実験を進めてまいりました。CarriRoⓇ Deliは宅配ボックスを搭載し、カメラやレーザセンサで周囲環境を 360 度認識しながら最大時速 6km で自動走行し、荷物を目的地へ届けます。
【製品Web URL】https://www.zmp.co.jp/products/carriro-delivery
【関連製品】 物流支援ロボットCarriRo®(キャリロ)
CarriRo®はジョイスティックによる操作ができるドライブモードおよびビーコン(発信機)を自動追従するカルガモモード、及び自律移動機能を有した台車型物流支援ロボットです。CarriRo®の機能を活用することで、運搬の生産性を最大約3倍まで引き上げることが可能です。CarriRo®単体で最大150kg、オプションの牽引治具を取り付けることで約300kgの荷物を運ぶことができ、倉庫や物流センター内のピッキング業務の効率化や、工場内の工程間搬送に利用することでベルトコンベアやAGV(無人搬送車)を代替することも可能です。販売開始から累計100ユーザー以上の導入実績があり、自律移動による新たな付加価値により物流拠点や工場を始め、ホテルなどのサービス業界と様々な分野に導入が広がっております。
【製品Web URL】https://www.zmp.co.jp/carriro/
【動画】https://youtu.be/i4-n3XUXr0w
【プレスリリース記事】
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