宅配ロボットCarriRo® Deli サービス事業パートナー募集開始
-量産に向け、1業種1社、10社選定-
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長: 谷口 恒、以下ZMP)は、本日、宅配ロボット「CarriRo® Deli(キャリロデリ)」を活用したサービス事業パートナーを1業種1社とし10社限定で募集開始いたします。
本取り組みでは、敷地内での物流省力化やロボット技術による新たな価値創出を目指す事業者を対象に宅配ロボットを使ったサービスシステムを提供します。ZMPはサービスシステムとして、宅配ロボットのハードウェアおよび自動走行ソフトウェア、受発注管理アプリや遠隔監視システム、また予約管理や走行位置管理を行うROBO-HI™サービスを含めたパッケージを提供し、パートナーは事業の構築段階から活用することが可能です。
自動宅配ソリューションサービス提供イメージ
本システムでは自律移動技術を搭載したCarriRo® Deli本体、遠隔監視・操作システム、店舗用アプリ、お客様用アプリ、および配送マネジメントシステムで構成され、更にパートナー側のシステムと連携することも可能です。また、機体のカラーは4色(レッド、シルバー、イエロー、ブルー)、荷台形状はスマートキー付き宅配ボックスを3タイプ(1、4、8ボックス)から用途に応じて選択いただけます。
カラーラインナップ(上段) 荷台形状(下段)
本取り組みにより、自律移動技術を使った配送サービスの運用や新たなビジネスモデルの効果検証を行うことが可能となります。 価格は、使用するロボットの台数、走行エリア、実証期間、その他実証内容に応じてご提示致します。
尚、CarriRoⓇ Deliは、現在、慶應義塾大学SFC研究所、株式会社ローソンと共同で実際にコンビニの製品をユーザーに配達する取り組みを実施中です。
【宅配ロボットCarriRoⓇ Deli 製品ページ】
https://www.zmp.co.jp/products/carriro-delivery
【特長】
1. システムからハードウェア、サービス開発までワンストップでソリューションを提供
2. コンパクトな車体(全長96.2cm×幅65.4cm×高さ95.6cm)に最大積載重量50㎏まで対応
3. 音声やLEDディスプレイを用いた周囲とのインタラクティブなコミュニケーションが可能
4. 用途に応じて荷台のサイズ(ボックスタイプ)やカラーを選択可能
【使用用途】
・キャンパス内での配送サービス
・オフィス間での書類・配達物の拠点間配送
・ゴルフ場・テニスコートなど屋外リゾート施設での移動販売
・ショッピングモールでの商品配送
・テーマパークでの移動販売 など
【サービスフローイメージ】
CarriRo® Deli(キャリロデリ)を活用し、ユーザーからの発注、発注情報を受けた店舗・拠点での発送準備、自律移動による配送、ユーザーへの通知、QRコードを使った決済・解錠といったサービス提供が可能
<注文から受け取りまでの流れ>
【宅配ロボット「CarriRoⓇ Deli」について】
ZMPは、自動車の自動運転技術開発で培った自律移動技術を応用して物流のラストワンマイルの課題解消や、日々の買い物を手助けすることを目指し、「歩道を自動で移動する宅配ロボットCarriRoⓇ Deli(キャリロデリ)」を開発し、実証実験を進めてまいりました。CarriRoⓇ Deliは宅配ボックスを搭載し、カメラやレーザセンサで周囲環境を 360 度認識しながら最大時速 6km で自動走行し、荷物を目的地へ届けます。
【製品Web URL】 https://www.zmp.co.jp/products/carriro-delivery
【プレスリリース記事】
プレスリリースPDFはこちらからご確認いただけます。