警備ロボ「パトロ™」消毒液散布機能を搭載
警備ロボ「PATORO™(パトロ)」の消毒液散布機能
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)は、2019年12月に自動走行する警備ロボPATORO™(パトロ)を発表しましたが、消毒液散布機能をオプションとして発表いたします。ZMPは自律移動を核としたロボット技術により、安心できる世の中の実現にむけて貢献してまいります。
現在、様々な場所で空間や設備を頻繁に消毒していくことが求められています。しかしながら人手による消毒活動は、感染危険地域でのリスクや人員不足、作業者を介してのさらなる感染などの恐れもあります。そこでZMPは警備ロボ「パトロ™」にオプションで消毒液散布機能を提供します。
無人警備ロボ「パトロ™」は、ZMPが開発してきた自律移動技術を応用し、人が歩行する程度の速度で走行する低速自動運転ロボットシリーズの一つで、無人で屋外および屋内の警備を行うロボットです。予め設定されたルート上を、障害物を避けたり一時停止するなど安全に自動走行するのはもちろん、周囲の人と豊かな「表情」、そして挨拶・お願いなどの「声」によってコミュニケーションをとることにより、より身近なロボットとして「人との共生」を実現します。
この無人警備ロボ「パトロ™」のオプションとして、電動噴霧器による無人での消毒液散布機能を搭載しパトロ™の自己位置の認識機能やカメラ等のセンサー情報を組み合わせることで、適切な場所で消毒液を噴霧し、手すりやエレベーターのボタンなど手の触れることの多い設備や、スーパーや病院といった人が往来する屋内の巡回消毒を無人で行うことができます。
警備ロボ「パトロ™」消毒液散布機能の設備・空間消毒への活用例
■ パトロ™のサービス開始
警備ロボ「パトロ™」とクラウドシステムROBO-HI®(ロボハイ)の連携イメージ
パトロ™は2020年5月よりサービス開始予定です。ショッピングモール等の商業施設、オフィスビルやマンション、介護福祉施設、病院、工場、物流倉庫など、様々な場所での活用を想定しております。
パトロ™Mはロボット本体に加え、クラウドシステムROBO-HI®(ロボハイ)により、遠隔からのパトロ™の周囲監視や制御、また今回オプションとして発表する消毒液散布機能の制御が行えるようになります。本オプションのサンプル提供時期はお問合せください。
■パトロ™の仕様 ※仕様は予告なく変更となる可能性があります。
寸法 | 長さ78.1cm×幅65.4cm×高さ108.9cm |
主な機能 | 移動機能:自己位置推定による自律移動、障害物回避、自動停止 コミュニケーション機能:表情・声による周囲とのコミュニケーション オプション機能:電動噴霧器の搭載 |
速度 | 最大6km/h |
安全機能 | レーザセンサーやカメラによる障害物認識と自動回避・停止、緊急停止スイッチ カメラによる遠隔での周囲監視 |
充電/稼働時間 | 1時間充電/4~5時間稼働 (利用環境・頻度等により異なる) |
製品ページ: https://www.zmp.co.jp/products/lrb/patoro
イメージ動画: https://youtu.be/4V9sRBPnkw4
■パトロ™の価格情報
本体:月額10万円 (税別) ~
消毒液散布機能オプション:月額1万円(税別)~
-買取も提供します。また価格は今後予告なく変更となる可能性があります。
-その他、自動走行用マップの作成や現地セットアップ等の初期費用、および保守費用、管理システム利用料などが別途必要となります。
【プレスリリース記事】
プレスリリースPDFはこちらからご確認いただけます。