－新型コロナウイルスで実証実験中断も、RoboSimで進化－​​​​​​​

株式会社ZMP（東京都文京区、代表取締役社長：谷口 恒）は、この度、ロボット・自動運転シミュレーター「RoboSim（ロボシム）」を動画にて公開いたしました。

高齢化社会における人手不足の課題、そして、昨今の新型コロナウィルスの感染拡大に伴う非接触のサービスへのニーズから、ロボット・自動運転の早期社会実装が求められています。

RoboSimは、ロボット・自動運転車両の走行や挙動を仮想空間上で実現できるシミュレーターです。歩道を走行する一人乗りロボRakuRo™（ラクロ）、宅配ロボDeliRo™（デリロ）、警備・消毒ロボPATORO™（パトロ）、車道を走行する小型EVバスRoboCar® Mini EV Bus、ミニバンタイプRoboCar MiniVan、SUVタイプRoboCar SUVなど、ZMPが手掛けるロボット・自動運転車両は、市街地を再現したRoboSim上の街を、自動運転コンピューターIZAC®に実装されたアルゴリズムにより交通ルールに従って走行します。現在公道走行が許可されていない無人で走行する宅配ロボ「デリロ」や警備・消毒ロボ「パトロ」も、シミュレーター上であれば公道（歩道）を走行させることができ、自動運転アルゴリズムの検証が可能となります。また、実環境を模した環境での運用により、利用者のニーズに合わせたサービスの検討やオペレーションの検討も可能となります。

ZMPは、RoboSimを活用することで、ロボットのスムーズかつスピーディな社会実装を進めてまいります。

【自動運転シミュレーター　RoboSim（ロボシム）】
技術紹介ページ： https://www.zmp.co.jp/ad-tech/robo-sim

帰宅時に一定距離で付き添う警備ロボ


信号を検出し横断歩道前で停止する一人乗りロボ


自動運転コンピューターIZAC上のアルゴリズムを実機の代わりにRoboSimでシミュレーション

【RoboSimの主な特徴】
・公道（車道・歩道）や空港・物流施設・テストコースなどの環境を仮想空間上に忠実に再現
・他の車両の走行や人の移動、信号設定などを任意に設定が可能な交通シミュレーション機能
・物体・環境認識、自己位置推定、行動生成、経路生成・経路追従、リアルタイムモニタリング、高精度地図など、自動運転コンピューターIZACに実装された各種アルゴリズムをシミュレート
・ZMPのロボット・自動運転車搭載のステレオカメラRoboVision®やLiDARなどのセンサーを実装

【対応ロボット・自動運転車両】
低速自動運転ロボット：一人乗りロボ「ラクロ」、宅配ロボ「デリロ」、無人警備・消毒ロボ「パトロ」
自動運転車両：小型EVバスRoboCar Mini EV Bus、ミニバンタイプRoboCar MiniVan、SUVタイプRoboCar SUV
物流用途：物流支援ロボットCarriRo®、無人フォークリフトCarriRo Fork、無人EV牽引車CarriRo Tractor


【シミュレーション動画内の利用シーン】
・最寄り駅からオフィスまで一人乗りロボ「ラクロ」で通勤する社員
・自宅へ帰宅する人に付き添う無人警備・消毒ロボ「パトロ」
・ハンバーガーショップから商品を届ける宅配ロボ「デリロ」
・街中を走行するコミュニティバスRoboCar Mini EV Bus
・付近住民がシェアして利用する自動運転車RoboCar MiniVan
・大通りを走る無人フォークリフトCarriRo Fork、無人EV牽引車CarriRo Tractor

【各製品Webサイト】
無人警備・消毒ロボ「パトロ」：https://www.zmp.co.jp/products/lrb/patoro
一人乗りロボ「ラクロ」：https://www.zmp.co.jp/products/lrb/rakuro
無人宅配ロボ「デリロ」：https://www.zmp.co.jp/products/lrb/deliro
自動運転技術開発プラットフォームRoboCarシリーズ：https://www.zmp.co.jp/products/robocar
物流支援ロボットCarriRoシリーズ：https://www.zmp.co.jp/products/carriro-creation

【プレスリリース記事】
プレスリリースPDFはこちらからご確認いただけます


【高画質画像】
帰宅時に一定距離で付き添う警備ロボ
信号を検出し横断歩道前で停止する宅配ロボ
自動運転コンピュータIZAC上のアルゴリズムを実機の代わりにRoboSimでシミュレーション​​​​​​​