無人宅配ロボ「デリロ™」高輪ゲートウェイ駅前広場での デリバリー実証実験の動画を公開
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)は、東日本旅客鉄道株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:深澤 祐二、以下「JR東日本」)が主催するTakanawa Gateway Fest内フード&クラフトマーケット芝生広場にて、8月に実施した無人デリバリーサービス実証実験の動画を公開しました。
「デリロ」高輪ゲートウェイ駅前広場でのデリバリー実証実験動画
動画URL:https://youtu.be/u1Si6APnj_Y
当実証実験は、JR東日本スタートアップ株式会社(東京都港区、代表取締役社長:柴田 裕、以下「JR東日本スタートアップ」)と共同で実施し、2020年8月12日から8月16日の5日間開催いたしました。新型コロナの影響に伴い、新しいライフスタイルが求められている中、弊社が開発する無人宅配ロボ「DeliRo™(以下「デリロ」)」を活用し、注文から決済、デリバリーまでを完全キャッシュレスかつ対面接客のない無人形式でのデリバリーサービス体験を提供しました。
商品を配達ボックスへ入れて施錠すると走行開始
QRコードで開錠し商品を取り出す
今回の実証実験では、テーブルにてお客様のスマートフォンを使用し、注文を行い、その場で交通系ICを使用して決済を行いました。注文情報は高輪SOBA二八及びデリロへと共有され、お店からお客様のテーブルまで配達を行いました。お客様は、スマートフォンを使用しQRコードをデリロにかざすことによって、配達ボックスの扉を開錠することができます。またボックスをお客様が施錠することで、「デリロ」は待機スペースへと戻っていきます。商品の引き取りから配達、ボックスの開閉まで、無人でのサービス提供を実現することができました。
ZMPは、今後公道での走行及び実用化を目指していくうえで、社会的受容性及びサービスとしての利便性を高めていくことで、新しいライフスタイルを提供していくとともに、デリバリーの人出不足解消等社会問題の解決に貢献してまいります。
■ 無人宅配ロボ「デリロ」について
https://www.zmp.co.jp/products/lrb/deliro
「デリロ」は歩く程度の速度で走行する「低速自動運転三兄弟」の1つとして、自動運転車いすロボット「ラクロ™」無人警備・消毒ロボ「パトロ🄬」と同様、豊かな表情と声のコミュニケーションにより、人と共生することを目指して開発されたロボットです。複数のカメラやレーザーセンサーを利用して周囲の通行人を検出し、自動で回避したり障害物手前で安全に停止する機能を有するほか、声で存在を知らせたり道を譲ってもらうお願いをするなどにより、周囲の人が心地よく共生でき、安全に走行するロボットです。宅配サービスを実現するため、自律移動可能なロボット、ユーザー用・店舗用アプリ、ITサービスをパッケージ化して提供致します。
■「デリロ」の主な仕様※仕様は予告なく変更となる可能性があります。
寸法/重量 |
長さ96.2cm×幅66.4cm×高さ108.9cm/約110kg |
主な機能 |
移動機能:自己位置推定による自動運転、障害物回避 コミュニケーション機能:表情・声による周囲とのコミュニケーション |
速度 |
最大6km/h |
安全機能 |
レーザセンサーやカメラによる障害物認識と自動回避・停止、緊急停止スイッチ カメラによる遠隔での周囲監視 |
配達ボックス |
1ボックス/4ボックス/8ボックス |
充電/稼働時間 |
1時間充電/4~6時間稼働 (利用環境・頻度等により異なる) |
■動画
大学キャンパスでのコンビニ商品のフードデリバリー実証実験
https://youtu.be/AI0l3ySnAiA
■価格情報※価格は予告なく変更となる可能性があります。
運用費用:月10万円/台~
初期費用:500万円~
(マップ作製/ルート設定/現地チューニング/実証実験費用を含みます)
製品ページ:https://www.zmp.co.jp/products/lrb/deliro
【プレスリリース記事】
プレスリリースPDFはこちらからご確認いただけます
【高画質画像】
無人宅配ロボ「デリロ」
商品を配達ボックスへ入れて施錠すると走行開始
QRコードで開錠し商品を取り出す