物流支援ロボットCarriRo®、Hybrid SLAM量産版モデル受注開始
-ライントレース・ランドマークとVisual SLAMの併用で、場所を選ばない自動搬送を実現-
Hybrid SLAMの走行イメージ
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下ZMP)は、物流支援ロボットCarriRo®(キャリロ)について、Hybrid SLAM機能の量産版モデルの受注を開始します。Hybrid SLAMは2020年8月に新機能として発表しましたが、その後様々な顧客現場での検証及びフィードバックを受け、この度量産版モデルとしてバージョンアップした機能を新たに発表します。
Hybrid SLAM量産版モデルはZMPの自動運転技術を活用し、これまでのランドマーク・ライントレースという専用のシールを活用した自律走行の仕組みに加え、ランドマークを貼りづらい環境においてステレオカメラを活用したVisual SLAMでマーカーなどを路面に敷設することなくガイドレスで安定した走行が可能となる機能となります。
この機能により、これまで活用の難しかったフォークリフトが頻繁に行き交う環境や半屋外などでアスファルト路面を走行するケースなどでのCarriRoの活用が可能となります。
また動作のティーチング時にはランドマークをベースとして行うため、従来のSLAM機能を搭載したAGV/AMRや搬送ロボットに比べ、格段に短時間かつ容易にルート設定が可能となります。
Hybrid SLAM機能(オプション提供)
出荷開始時期:2021年12月~
オプション価格:60万円/台(税抜)
※CarriRo AD+(台車タイプ/パレット積載タイプ)のみの適用となります。
本機能は2021年7月27日~29日にて、CarriRoイノベーションセンターで開催されるZMP World 2021 Demo Weekで実機でのデモンストレーションがご覧いただけます。
【ZMP World 2021 Demo Week】
開催日時:2021 年 7 月 27日(火)~29 日(木) 10:00~18:00
会場:CarriRoイノベーションセンター(東京都江東区枝川3丁目11-10 STS月島倉庫4F)
参加費:無料
イベントページ:https://www.zmp.co.jp/event/zmpworld2021/demoweek
予約ページ:https://forms.gle/eUBfacpzrtTiNw5f8
【物流支援ロボットCarriRoについて】
物流支援ロボットCarriRoは、ZMPが開発に取り組む自動タクシー®のサービス実証に代表されるZMPの自動運転技術を応用して開発された製品です。少子高齢化の流れにより急速な人手不足となっている物流業界において搬送作業の負荷を軽減し、省人化・効率化を目的として販売を実施しております。現在販売開始から累計約250ユーザーの導入実績があり、自律移動による新たな付加価値により物流拠点や工場を始め、ホテルなどのサービス業界と様々な分野に導入が広がっております。
製品Web URL:https://www.zmp.co.jp/carriro/
【プレスリリース記事】
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【高画質画像】
Hybrid SLAMの走行イメージ