自動運転/AI技術開発用ロボットカー RoboCarⓇ 1/10X 高等学校STEAM教育に採用
ー兵庫県モデル校2校にて導入、カリキュラム開発をサポートー
RoboCar 1/10X
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下ZMP)が販売している自動運転/AI技術開発用ロボットカーRoboCar 1/10Xが、兵庫県立高等学校2校に導入され「兵庫型STEAM教育」のカリキュラム開発に活用されています。
Society 5.0時代において、国内外で活躍できる「未来を創造する力」を備えたリーダーを育成するため、社会を担う想像力の基礎を育成する文理分断を脱却した新しい学び(STEAM教育※)の本格実施に向け、兵庫県教育委員会にて「STEAM教育実践モデル校事業」を令和2年度~令和4年度の期間で、カリキュラム開発を実施されています。
その中のモデル校となる、県立豊岡高等学校、県立加古川東高等学校にてRoboCar 1/10Xが導入されました。各高等学校にて実施されているSTEAM教育カリキュラムの講座の一つとして高等学校の生徒の方々にご活用いただいています。各校において、生徒によるチームが生成され、それぞれ自動運転分野における実施テーマを決め、今年度末の発表に向け準備を進められております。
ZMPは、RoboCar 1/10Xにより、自動運転・AIを題材とした各種教育・研究活動を支援してまいります。
※Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学・ものづくり)、Art(芸術・リベラルアーツ)、Mathematics(数学)の5つの単語を組み合わせた造語。2000年代に米国で始まった教育モデルであり、STEMという理数教育にAの創造性を加えた教育概念。
兵庫型STEAM教育ロゴ
加古川東高等学校 授業風景
豊岡高等学校 授業風景
【自動運転/AI技術開発用ロボットカー RoboCar 1/10X】
製品ウェブサイト:https://www.zmp.co.jp/products/robocar/robocar-110x
RoboCar 1/10XはNVIDIA Jetson Xavier開発キットを採用し、ロボット用オープンソースソフトウェアROS(Robot Operating System)に対応した実車1/10スケールのロボットカーで、昨年の販売開始以来、自動運転・AI技術の開発や研修・教育用途で自動車/部品メーカー、大学等の研究教育機関にて導入いただいております。
自動車の1/10スケールの車両に、単眼カメラ、前後にLiDAR、加速度・ジャイロセンサー、エンコーダを搭載し、各種センサー情報の取得、速度・操舵角制御、通信などのライブラリを用意。これらを用いて自由にアプリケーションを開発することができるオープンハードウェアです。
【製品仕様】
※本製品仕様は予告なく変更の可能性があります。
本体
本体側ソフトウェア
付属品
ジョイスティックコントローラ、制御用/駆動用バッテリー充電器
【製品価格】
RoboCar 1/10X:通常価格 180万円(税別)/アカデミック価格 144万円(税別)
(ソフトウェア開発環境(SDK)付属)
※レンタル価格:15万円(税別)/月 <期間1ヶ月から対応>
RoboCar 1/10X MATLABコネクション2021:20万円(税別)
(すでにRoboCar 1/10Xをお持ちの方向けのオプションです)
※上記価格にMATLAB/Simulinkのライセンス費用は含まれません。
【兵庫型STEAM教育ホームページ】
https://www.hyogo-c.ed.jp/~koko-bo/03kaikaku/R2steamkyouiku/R2steamkyouiku.html
【プレスリリース記事】
プレスリリースPDFはこちらからご確認いただけます