物流ロボCarriRo®、連携パートナーとの自動化ソリューションPoC拠点を開設
-野村不動産「Techrum(テクラム)」に参画。「習志野PoC Hub」でデモ展示-
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下ZMP)は、物流ロボットCarriRoシリーズで連携するパートナー企業との自動化ソリューションの開発及びデモ展示の拠点を新たに開設しました。野村不動産株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:松尾 大作、以下野村不動産)が設立した物流に係わる様々な課題解決を目指す企業間共創プログラム「Techrum (テクラム)」に参画し、今後「習志野PoC Hub」にてソリューションの開発及びデモ展示を行います。
ZMPは、2021年2月にパートナー連携プログラム「CarriRo Connecting Partners」を開始、現在16社の企業とともに、自動化ソリューションの実装を進めております。物流DXが進展する中、多様化する顧客ニーズに対してより迅速に、かつ効果的に自動化ソリューションを提供していくことを目指し、この度「Techrum」に参画しました。
「Techrum」には物流関連技術を持つ企業が参画しており、物流の自動化(省人化・自動化)をはじめとした物流の課題解決にむけたさまざまな効果検証が2021年10月より可能になります。「Techrum」は、野村不動産「Landport習志野」内に「習志野 PoC Hub」として開設されます。
現在「習志野 PoC Hub」には、株式会社サトーのRFIDシステムとCarriRoの連携による無人棚卸ソリューション、株式会社シーイーシーのバース予約管理システムLogiPull®とCarriRoの連携によるトラックからの入出庫作業の自動化ソリューションを展示しております。今後、CarriRo Connecting Partnersに参画した企業と本拠点にて様々な物流ソリューションの開発および展示をする予定です。
【Techrumについて】https://www.nomura-landport.com/techrum/
野村不動産株式会社が、自動化機器の効率的な活用など物流オペレーションを最適化するため2021年4月に開始した企業間共創プログラムです。参画企業の連携や組み合わせなどによる課題解決やソリューション開発を同社が運営する物流施設「Landport習志野」(千葉県習志野市)内の「習志野PoC Hub」を効果検証拠点として活用し、参画基準にはあえて販路や他企業との連携制限などを設けず、幅広い企業が参画することで荷主や物流企業の様々な課題の解決を目指します。
※物流施設内の自動化機器を活用して物流課題解決を推進する企業間共創プログラム「Techrum (テクラム)」を 2021 年 4 月より開始
https://www.nomura-re.co.jp/cfiles/news/n2021032301818.pdf
【習志野PoC Hub概要】
所在地:千葉県習志野市茜浜3-7-2(Landport習志野 1階)
交 通:JR京葉線「新習志野」駅より約3.0㎞・東関東自動車道「谷津船橋」IC約4.0㎞
床面積:2,645㎡ ※2022年1月 5,290㎡へ拡張予定
【物流支援ロボットCarriRoシリーズ】https://www.zmp.co.jp/carriro/
物流支援ロボットCarriRo®は、ZMPが開発に取り組む自動タクシー®のサービス実証に代表されるZMPの自動運転技術を応用して開発された製品です。少子高齢化の流れにより急速な人手不足となっている物流業界において搬送作業の負荷を軽減し、省人化・効率化を目的として販売を実施しております。現在販売開始から累計250ユーザー以上の導入実績があり、自律移動による新たな付加価値により物流拠点や工場を始め、ホテルなどのサービス業界と様々な分野に導入が広がっております。
【無人フォークリフトCarriRo Forkについて】
無人フォークリフトCarriRo Forkは、ZMPがこれまで自動運転開発で培ってきた、自動運転技術を活用して開発された製品です。フォークリフトのベース車両には、Linde Material Handling社製の機体を使用しています。フォークの自動運転には、「レーザー誘導型」の方式を採用しており、動作精度±10~20mmを実現しています。これにより、物流倉庫や工場内の搬送作業のパレット搬送を自動化、省人化することが可能になります。簡単なセットアップで作業エリアの事前マッピングから運用開始まで数日で実現できることが特徴で、喫緊の課題となっている労働力不足を軽減し、社会課題の解決に貢献します。
【プレスリリース記事】
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