無人宅配ロボ「デリロ®」に横型4ボックスタイプ販売開始

-フードデリバリーや病院でのトレイ運搬など、より多様な用途へ対応-

株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)は、無人宅配ロボ「DeliRo®(デリロ®)」の新型モデルとなる横型4ボックスタイプの販売を開始いたします。

2016年から宅配ロボデリロを開発しており、同年に初号機を発表、2018年に現モデルとなる二号機を発表しました。そして実用化にむけて様々な場所・用途での実証実験を行っていく中で利用者や事業者より頂いていたニーズに応えるべく、従来の「縦型宅配ボックス」に加え、「横型宅配ボックス」の提供を開始いたします。

デリロの機体サイズおよび性能には変更なく自動運転機能は従来そのままに、宅配ボックスが横型になることで、より多様な商品配送を実現することが可能となります。



デリロ横型4ボックス外観(閉)
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デリロ横型4ボックス外観(開)


横型宅配ボックスの登場により、ピザやお寿司、お弁当などの傾けられない商品をはじめ、日用品、ペットボトルやお米など重い商品まで、様々な商品をより幅広くご提供可能となります。また、昨今は病院やオフィス等の屋内配送への期待も高まってきており、例えば病院での手術器具や薬剤を運搬するトレイをそのまま収納するなど、様々なシーンへ用途を広げることができます。

横型になったことにより積載床面積が向上し、複数商品を互いに干渉することなく積載することが可能となり、1つの宅配ボックスで配送可能な量を増やすことができます。

また商品の受け取り方法についても、より直観的かつ使いやすいように進化しています。従来型デリロでは、利用者が扉をプッシュオープンするという動作が必要でしたが、今回の新モデルではQRコードをかざすと利用者の指定した品物の収納されているボックスだけが自動オープンするという機能が実装されております。これによりデリロを初めて使用されるお客様であっても、迷わずに注文した品物を取り出すことが可能となります。価格は、5年リースで月々12万円~(税別)で本日より販売を開始致します。

【製品ページ】
製品HP URL:https://www.zmp.co.jp/products/lrb/deliro



デリロを利用したデリバリーのイメージ(フードデリバリーの例)

【無人宅配ロボ「デリロ」の主な仕様



【無人宅配ロボ「デリロ」について】
「デリロ」は歩く程度の速度で移動する「歩行速ロボ®三兄弟」の1つとして、歩行速モビリティ「ラクロ®」無人警備・消毒ロボ「パトロ®」と同様、豊かな表情と声のコミュニケーションにより、人と共生することを目指して開発された無人で配達をする自動運転のロボットです。

複数のカメラやレーザーセンサーを利用して周囲の通行人を検出し、自動で回避したり障害物手前で安全に停止する機能を有するほか、声で存在を知らせたり道を譲ってもらうお願いをするなどにより、周囲の人が心地よく共生でき、安全に移動するロボットです。

宅配サービスを実現するため、自律移動可能なロボット、遠隔での監視・操作システムの他、お客様のニーズにあわせてユーザー用・店舗用アプリ等をカスタマイズし提供致します。


【プレスリリース記事】
プレスリリースPDFはこちらからご確認いただけます

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無人フォークや台車ロボを活用し物流無人化を実現
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