GPS不要!自動運転技術を応用したスマホナビが西銀座駐車場で トライアルサービス開始
~EYECAN ARナビでGPSが届かない場所でも迷わない~
ロボット開発や物流支援ソリューションを幅広く手掛ける株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下ZMP)は、自動運転技術を応用したARナビゲーションアプリ「EYECAN® ARナビ」のトライアルサービスを、西銀座駐車場(株式会社銀座パーキングセンター、東京都中央区、代表取締役:松澤 壮一)で開始いたしました。
西銀座駐車場は、全長577メートルの地下2層構造の平置き・自走式で、約700台収容可能な大規模駐車場です。銀座駅地下コンコース直結で雨に濡れず銀座・日比谷・有楽町エリアに移動できるため多くの方が利用しています。その一方で利用者からは、「目的地に最適な出口を知りたい」「駐車した場所がわからなくなる」等、大規模駐車場ならではの悩みの声がありました。そんな悩みを解決すべく、「EYECAN ARナビ」を活用し、利用者への提供価値向上へ向けたトライアルサービスを行います。
EYECAN ARナビ イメージ
【EYECAN ARナビの3つの特徴】
- 自己位置推定に自動運転用の高精度三次元マップ「RoboMap®(ロボマップ)」を用いており、地下駐車場などGPSによる位置情報が不安定な環境においても、誤差数センチの高精度のナビゲーションを行います。
- 広い駐車場で見た目では同じような景色が広がっている中でも、自分の駐車位置までをAR技術で分かりやすく案内します。
- 三次元マップにより多層階の階段においても立体的に目的地に最も近い出入り口まで誘導を行うため、初めて利用する施設でも利用者が迷わず移動できます。
【高精度三次元マップ「RoboMap」】
RoboMapは、屋内外を走行するロボットに特化した、ポータブルな自動運転マップ取得システムです。専用バックパックと専用ソフトウェアから構成され、小型軽量のバックパックには、周囲環境を点群データとして取得する3DLiDAR、画像を取得するカメラ、慣性センサー、そして専用ソフトウェアが実装されたコンピューターが搭載されています。地図作成者は背中にバックパックを背負い、スマホでスタートボタンを押すだけで地図データの取得を行え、RoboMapで取得された高精度三次元マップはロボットの他にも、都市OSや様々なシステムへの応用が可能です。
本ソリューションは、ハードウェアの設置などが不要で、デジタルデータ(点群マップデータ、ナビゲーション先のPOI情報等)の構築のみで導入することができます。これにより低コストでサービスをご提供できます。
また、デジタルデータの互換性と拡張性も利点の一つで、点群マップやPOI情報は自立移動ロボットが活用することができます。ZMPでは自動運転技術のインクルーシブな活用を広げてまいります。
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(アプリはiPhone端末向けです)
【プレスリリース記事】
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