お茶の水女子大学の学生が西村経済産業大臣にアイデア提案
~ビデオを交えたキーノートセッションを実施~
ロボット開発や物流支援ソリューションを幅広く手掛ける株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下ZMP)が国立大学法人お茶の水女子大学(同文京区、学長:佐々木 泰子、以下 お茶の水女子大学)にて、2023年7月19日(水)から21日(金)まで開催した「ZMP World 2023 ロボタウンお茶大」において、お茶の水女子大学生が「お茶大生が考える配送ロボのビジネスチャンス」をテーマに考えたアイデアを西村康稔経済産業大臣に送り、コメントをビデオで流す形式でキーノートセッションを実施しました。
西村康稔経済産業大臣はビデオで学生達のアイデアにコメントし、学生達は大臣のコメントに真摯に耳を傾けていました。
<キーノートセッション会場の様子>
学生からは、普段の生活で感じるもっと良くなればいいと思う点や、利便性だけでなく、人間がロボットと共生することでより良い未来を作り上げていくために、といった視点からの提案がありました。提案内容に今後の発展性が含まれているものも多く、配送ロボ利活用の将来へのアイデアや期待が膨らむセッションでした。
【学生の発表内容】
- テーマ:「家庭用ゴミ捨てロボット〜お家の中のゴミ回収からゴミ捨て場への運搬までこれ一つにおまかせ!〜」
概要:ごみ捨てにまつわるすべてのプロセスを包括的に実践してくれるロボットの提案。
- テーマ:「もう重い荷物を常に運ぶ必要はない!身軽に通学しよう!通学ヘルプロボット」
概要:移動時の荷物運搬による体への負担を軽減するロボットの提案。
- テーマ:「ゴミ分別・運搬・処理ロボット」
概要:イベント終了後のゴミ問題を解決するロボットの提案。
- テーマ:「配送ロボを活用した荷物預かり&ガイドサービスの可能性」
概要:配送ロボの駅構内やレジャー施設におけるロッカーとしての利活用。
- テーマ:「おでかけのお供By Robot Service」
概要:自宅×施設×警備をつなぐ、ロボットシェアリングサービスの提案。
<キーノートセッションの様子>
【西村経済産業大臣コメント】
「ロボット活用の未来を考える素晴らしいイベントにお声がけいただきありがとうございます。今日は他の公務により出席が叶わなかったため、事前にプレゼン資料を拝見させていただきましたが、どのアイデアも素晴らしいアイデアでした。例えば、レジャー施設は遠方からのお客さんも多いため、荷物預かりやガイドサービスは画期的なアイデアだと思います。利便性や効率性だけでなく、ロボットとの体験そのものが価値を生み出すというところが今後のヒントになると思います。必要は発明の母と言われるように、自動配送ロボットを普及させるためには、ユーザーから多様なアイデアをもらうことで新たな付加価値を生み出すような対話のサイクルが重要です。所謂ラストワンマイル配送における新たなイノベーションを生み出していただけるよう期待しています。今後も官民一体となって社会実装を推進していきたいと思います。若い皆さんの斬新なアイデア発想に期待しています。」
【ZMP World 2023 ~ロボタウンお茶大~】
特設サイトURL
https://www.zmp.co.jp/event/zmpworld2023
【プレスリリース記事】
プレスリリースPDFはこちらからご確認いただけます