無人警備ロボ「パトロ」AI映像解析による警備検証を実施
株式会社ZMP(代表取締役社長:谷口 恒)が開発・販売する無人警備・消毒ロボ「PATORO®(パトロ®)」は、NTTコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:丸岡 亨)が提供する「COTOHA Takumi Eyes®」と連携し、警備の省人化にむけたシステムの有効性を検証するための実証実験を開始いたしました。
本実証実験は、「パトロ」から取得するカメラ映像データを「COTOHA Takumi Eyes」に連携し、AIによる映像解析を実施します。迷惑行為者を遠隔で検知すると、現場の警備員に情報を連携し、園内警備の強化および効率化を図ります。自律移動ロボットを活用し、自動で異常事態を検知していくシステムを構築することで、人手不足が懸念される警備業界の課題解決を推進してまいります。
【実証実験の概要】
(予告なく変更になる可能性がございます)
日程:2022年5月30日(月)~6月17日(金) (雨天中止)
時間:毎日三回 2:00~、12:00~、20:00~(1回あたり約3時間ロボットが自律走行を行う)
走行エリア:名古屋久屋大通公園内
「COTOHA Takumi Eyes」との連携は、ZMPのロボット管理クラウドシステム「ROBO-HI®(ロボハイ®)」と接続することで実現しております。今後「ROBO-HI」は、様々な外部システムと連携していくことで、ロボットデータを活用したサービス運用や、外部システムからの指示でロボットの運行を実現し、省人化したロボットとオペレーションを実現可能としていきます。
【無人警備・消毒ロボ「パトロ」について】
パトロは、複数のカメラやレーザーセンサーを利用して周囲の通行人を検出し、自動で回避したり障害物手前で安全に停止する機能を有するほか、声で存在を知らせたり道を譲ってもらうようお願いするなどにより、周囲の人が心地よく共生でき、そして安全に走行するロボットです。オプションで消毒液散布機能を提供し、これからの安全・安心な世の中の実現にむけて、空港、駅、オフィスビル、商業施設、病院、福祉施設など多くの人が生活・往来する場所での感染拡大防止にむけた消毒ニーズに応えてまいります。
製品Web URL:https://www.zmp.co.jp/products/lrb/patoro
寸法 |
幅:65.4cm x 高さ:108.9cm x 長さ:80.0cm |
主な機能 |
移動機能:自己位置推定による自律移動、障害物回避 コミュニケーション機能:表情・声による周囲とのコミュニケーション |
速度 |
最大4km/h |
安全機能 |
レーザーセンサーやカメラによる障害物認識と自動回避・停止、緊急停止スイッチ カメラによる遠隔での周囲監視(ロボハイ) |
充電/稼働時間 |
1時間充電/4時間稼働 (利用環境・頻度等により異なる) |
ROBO-HI API機能例 |
API通信例:マップ内位置情報、速度情報、ロボット進行・停止、右左折指示(角度指定) 等 |
【価格情報】
パトロ本体:12万円/月(5年リース) ※購入も可能です。ご相談ください。
初期費用:200万円~(自動運転マップ・ルート作成、事前テスト走行等、内容によって個別見積)
※その他、保守および遠隔システム利用料が発生いたします。価格はお問合せください。
【ロボット管理クラウドシステム「ROBO-HI」】
製品紹介ウェブサイト:https://www.zmp.co.jp/robo-hi
【プレスリリース記事】
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