自動運転EVけん引車CarriRo Tractor 25T リチウムイオン電池搭載の新モデル先行受注開始
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)は、自動運転EVけん引車CarriRo Tractor 25Tの新モデルの先行受注を開始いたします。
CarriRo Tractor 25T 新ベース車両
昨今さまざまな業界で課題となっている労働者不足の解決策として、貨物運搬の自動化についても期待が高まっているという背景があり、ZMPではコンピューター制御が可能な自動運転EVけん引車CarriRo Tractorを開発しておりましたが、この度中国にあるGSE(空港内特殊車両)専業メーカーWEIHAI GUANGTAI AIRPORT EQUIPMENT CO., LTD. (以下、「Guangtai」)社製のリチウムイオン電池搭載EVけん引車を採用した新ベース車体での提供を開始いたします。
Guangtaiは、中国威海市を拠点に、世界60ヶ国でけん引車を始めとする空港向け車両を販売するGSE専業メーカーであり、充電時間1時間以内などの急速充電にも対応可能なリチウムイオン電池を搭載したEVけん引車の開発・提供を実施しております。Guangtaiの車両メーカーとしての技術・経験・知見と、ZMPが培ってきた自動運転技術・経験・知見を基に設計した、自動運転に使用する各種センサー類と、頭脳でもある自動運転ソフトウェアIZAC®を搭載することにより、自動運転レベル4の無人自動運転EVけん引車を実運用を見据えた形でご提案いたします。
今回の新ベース車両を活用して、空港向けのグランドハンドリング業務の省人化は勿論ですが、空港にとどまらず、工場敷地内での建屋間の部品や材料の輸送、また港湾でのコンテナ輸送といったシーンで実運送作業の自動化についてもご支援を進めて参ります。
CarriRo Tractor 25Tは、 本格受注に先立ち 本日より先行受注を開始 、お客様からのご要望を受けて仕様を協議の上製造を予定しております。
【主な特徴】
- 車両メーカーと協業することにより、スムーズな車両制御を実現
- インフラ側に一切手を加えない自動運転が可能
- 最大25トンの重量物の運搬が可能
- 遠隔監視システムROBO-HIを活用することにより、遠隔での監視・操作や業務管理システムとの連携が可能
【新CarriRoTractor 25T主な仕様】
全長×全幅×全高 |
3,175mm/1,596mm/2,185mm |
車両重量 |
4,000kg |
最高速度 |
非けん引時:25km/h けん引時:15km/h |
ハンドル |
有 |
けん引能力 |
25t |
自動運転の方式 |
自律型(インフラに手を加えずに自動運転) |
基本機能 |
自己位置推定、障害物認識、車両制御、マニュアルモード・自動制御モード切替 等 |
センサー搭載イメージ
【プレスリリース記事】
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