【新製品】物流支援ロボ「CarriRo Ride」で物流労働を大幅に省力化!
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)は、物流支援ロボット「CarriRo®(キャリロ)」をベースとしたロボットを運搬者が搭乗・操作できる機能に特化した新製品「CarriRo Ride(キャリロ・ライド)」を発表しました。
ラストワンマイルの運搬業務は、重量物を積載した状態で長時間押し続ける必要があり、従事する方々の肉体的負担が多くなります。運送業界の人手不足が今後加速する中、人材確保のための負担軽減および作業効率化により労働者層のすそ野を広げることは業界全体の課題でもあります。
ZMPではこれまでCarriRoシリーズを提供し、現在では300社を超える企業にご利用いただいております。従来のCarriRoシリーズは自律移動をメイン機能としていたロボットとして普及してきましたが、CarriRo Rideの最大の特徴は従来のCarriRoのパワフルな搬送能力を活用しながら、運搬者自身がCarriRoに搭乗し直観的に操作ができる機能に特化している点にあります。手元のジョイスティックを操作することでスムーズに走行することができ、運搬者の負担を大幅に軽減することができるロボットです。
【CarriRo Ride特徴】
CarriRo Rideは、ジョイスティックで直観的な操作が可能なため、力を要さずに重量物を運搬することができます。また、5センチの段差や10度程度の傾斜を走行することができ、工場や倉庫などの屋内だけでなく、一般公道での配達業務への活用も期待されます。さらに、その場旋回などもでき、狭いエリアでの小回り走行もできるなどの特徴があります。
【想定使用例】
CarriRo Rideは倉庫内などの私有地に閉じた用途だけでなく、公道も含めた幅広い用途でのご利用を想定しています。(※公道走行については、2022年度の道路交通法改正の施行に基づく「移動用小型車(搭乗用移動支援ロボット)」での走行実現を目指しています)
- 工場や倉庫内外の荷物移動
頻繁な搬入・搬出作業を要する倉庫業務において、台車を使った運搬やピッキング作業にかかる移動距離は1日あたり数kmにも及ぶことがあります。搭乗型のCarriRo Rideであれば運搬者の歩行距離や重量物の運搬する労力を格段に短縮し、作業を効率化することができます。 - 引っ越し等の住宅環境での搬出入作業
段差や坂道など多様な環境での台車作業、トラックの駐車場所である公道からの運び込みなど、様々な生活環境下においてもCarriRo Rideはスムーズで楽な運搬作業を実施できます。
【製品情報(Web・動画)】
CarriRo シリーズ Web URL:https://www.zmp.co.jp/carriro
CarriRo Ride動画:https://youtu.be/5GuAiQV2UyA
【製品仕様】
寸法 |
幅618mm×奥行1264mm×高さ1104mm |
本体重量 |
40kg |
積載重量 |
150kg(積載物、搭乗者併せた総重量) |
走行速度 |
最大時速6km/h |
充電/稼働時間 |
3時間充電/8時間稼働(利用環境・頻度等により異なる) |
主な機能 |
ジョイスティックによる電動走行 |
【CarriRo Rideの位置づけ】
ZMPでは多数のロボットソリューションを提供しており、今回のCarriRo Rideの登場により、さらに網羅的なトータル物流支援のご提案が可能となります。従来製品であるCarriRoによる倉庫内などでの物流支援ソリューション、DeliRo®による一般ユーザーに向けた配送ソリューション、そしてCarriRo Rideは公道/私有地を問わずジョイスティックによる柔軟な物流支援を可能とします。これらのサービスを組み合わせることで様々なお客様の業務課題に合わせた最適なロボットソリューションをご提供いたします。
【プレスリリース記事】
プレスリリースPDFはこちらからご確認いただけます